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クリスマスイブは家族で中華街に行きました。
奥さんがずーっと前から、それこそ夏頃から「あの火鍋が食べたい!」と言っていた、その火鍋をいつも行く京華楼に食べに行きました。ちなみに奥さんがもう一つここ何年も食べたいと言い続けているのは、本牧間門のステーキ屋「JACKS」のステーキ。かの石原兄弟も通っていたという名店ですが、僕が肉より魚の性格なので近所に住みながら未だ行けてません。 中華街の京華楼は四川料理の店なので、辛くないものの方が少ないという店です。特にここのマーボー豆腐は絶品で、ここのを食べたら他店のはすべて物足りなく感じることでしょう。その代わり頭の天辺から流れ落ちる汗を拭くタオルは必須です。この店の良いところはあまり日本人の舌に迎合していないところなんですよね。 初めて食べる火鍋は、真っ赤に煮えたぎる地獄の釜茹でのようなスープと、白くてナツメやクコの入った薬膳のような白湯スープの二つが、間が仕切られた鍋に入って出てきました。そこで魚肉野菜を煮て、タレをつけていただきます。始めのうちは辛い方が美味しかったけど、だんだん白湯の優しさが有り難くなります。サイドメニューで頼んだマーボー豆腐にはあまり箸が伸びず、ドギーバッグでお持ち帰りでした。本当は美味しいダシが出た白湯スープもお持ち帰りしたかったんですけどね。 鍋は一人前2900円ですが、それだけでお腹いっぱいになります。「フカひれの姿煮チャーハン1500円」や名物の刀削麺も食べたかったけど、デザートの亀ゼリーでさえやっとの思いでいただき、もうお腹がはちきれそうでした。 さてと、今夜はやっぱり鶏を焼いてシャンパンですかね。 鍋の具はこのあとも次々と出てきました。 タレは左ニンニクとごま油、右胡麻ダレ。どちらも濃厚で我々の舌に迎合していない。「ポン酢が欲しい」とは我々日本人全員一致の意見。
by matsu-honu
| 2010-12-25 14:04
| 美味美酒
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